おそがけ戦略コンサル転身記

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2009年 12月 02日

そもそも論

クライアントの経営企画と仕事をするときは、事業部との関係に注意を払うべき。
(∵事業部と企画部の関係が良好であることはまれ)

企画部向けに一生懸命アウトプットを出して、事業部に出した瞬間に問題が起こることがある。
そうなれば一からやり直しになりかねない。
その会社の組織の一部の人間としか接していないという認識が必要だ。

少なくともプロジェクトの早い段階で事業部とプロジェクトのそもそも論で握っておくことが大事である。
だからコンサルタントは紙のレポーティングだけで価値を出すのではなく、クライアントの社内を巻き込むためのリーダーシップ力も要求される。
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# by miyakeseiya | 2009-12-02 02:25 | 雑感
2009年 11月 18日

中途採用の価値

中途採用として価値の出せている人は前職でおよそ以下のような経験を持った人である

・事業部組織のなかでリーダーとして難課題を乗り切ったことがある
・経営企画で経営者参謀として内外の矢面に立ったことがある
・特定の領域に深い造詣を持ちオーソリティーのポジションを取っていた

分析力、思考力、表現力、忍耐力といったメタ能力において極めて優秀な新卒の3,4年目と同じポジションで働くという状況では、同列の価値で戦っても簡単に逆転されてしまう。
30後半のオジサンが20代の若手の下で働くということは珍しいことではない。

メタ能力の研鑽の必要性は言うまでも無いが、実業経験で養った状況判断力、仮説構築力、関係構築力など、新卒とのコラボでのシナジーが効かせる動き方で付加価値が出せることが、中途採用には求められる。
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# by miyakeseiya | 2009-11-18 17:43 | 雑感
2009年 10月 07日

イシューツリー

今日の夕飯を何にするかを決めるためのイシューツリーを書けといわれたらどう書くか?

・中華、洋食、和食、イタリアン
とか、
・近いところ、遠いところ
・安い、中くらい、高い

とかがトップイシューにくる様では駄目。
戦略コンサルとしてこのような分類を見せるようでは価値が低い。
意思決定をするための筋道をつけることにこだわって欲しい。
つまりは、

・誰と行きたいのか?→同僚、友達、恋人・・
とか、
・何がしたいのか?→とりあえず空腹を満たしたい、ゆっくりと落ち着きたい、おいしいものが食べたい・・・

と目的をトップイシューにしてツリーを考えるべき。

と、今はイシューツリーばかり書くプロジェクトにはまってます。
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# by miyakeseiya | 2009-10-07 22:01 | 仕事
2009年 09月 28日

期待を超える

顧客の期待を超える方法は二つ。

1.顧客のやって欲しいことを(言われたことを)トコトン深く掘り下げる
2.次のステップも含めて幅広くアウトプットを提供する
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# by miyakeseiya | 2009-09-28 09:27 | 雑感
2009年 06月 22日

強化点

・顧客に出せるクオリティーのケースマテを自ら作れること
・論点の構成とパッケージ全体のまとめができること
・若手スタッフの、マテのクオリティーチェックができること
・顧客へのレゼンテーションおよびその後の会議における議論のファシリテーション
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# by miyakeseiya | 2009-06-22 23:45
2009年 06月 21日

大のコンサル嫌い

ある大手企業の経営企画部から相談を受けた。
不景気知らずの1兆円越え有名安定企業である。
これまでは良かったが、この先10年、間違いなく市場が細る事が見えている。
しかも収益源はほぼ単一の事業からである。
どう見てもこれまでの左うちわは続かない。

そんな中。「何か自分たちの周辺領域で新しい事業を打ち立てたい」とのこと。

しかし、その会社の社長が大のコンサル嫌いらしく。
企画部に対しては本業に対してコンサルを使うことは許さないと命じているらしい。
いいかえるなら「本業に対して他人から口出しされたくないから身内で」ってことなんでしょうが。

これまでリスク取らずにやれてきた理由って何なのよ。
それがなくなりつつある今、まずは、本業で何が出来るか、何を変えるべきか、何を強化すべきか、考え尽くさないと。
「正直痛い所突きますが、それから逃げちゃだめでしょ、社長さん」

そういう正論は後で言うとして。

まずは対社長に説明責任のある企画部さんの御支援をすべく・・・。
手っ取り早く稼ぐ周辺ビジネスについて考えあぐねる週末です。
(そんなうまい話無いって事をどうやって言うかを同時に考えつつ)

そうやって信頼を一つずつ積み重ね、聞いてやろうか、っていう状態まで根気よくお付き合いするのが近道だと考えます私は。正論を上から目線で言っちゃうのを是とするファームも有りますけどね、だからコンサルが嫌われるのではないかと。
(by知的水商売)
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# by miyakeseiya | 2009-06-21 01:39 | 仕事
2009年 06月 21日

相談を受ける

高校3年の受験生の甥から「勉強に身が入らない、どうやれば集中力を高められるの?」との相談。「高3の今頃なにを言ってるのか?」と言いたいところであるが、身内だけに、これまで勉強をサボってきた事は差し置いて、とりあえず親身に聞いてやることに。

じゃあ、どうやればやる気がでるか?
・得意な勉強から手を付ける
・勉強の計画を立てる
・予備校に通う
・ライバルを作る
etc.....

方法論としては色々とアドバイスは可能。
でも本人も気付いていない本当の原因は「意識」に問題が有ること。
「意識」が変わらないと「行動」は変わらないから、いくら方法論を教えても「習慣」にならず結果につながらない。
つまり、この場合「何故勉強をしなきゃいけないのか」ということに対する本人の「意識」を問う必要が有るのだ。

・どうしてその大学に行きたいの?
・大学に行くのは目的か、それとも別の目的に対する手段か?
・その目的に対して大学に行かないと自分の中で何がマズイの?(別に行かなくても他にやり方無いの?)

と、しつこく追い込んで聞いてみる。
そうすることで、本人に目的レベルの低さ、何となくそうしなきゃいけないという思い込み、などがあることを気付かせる。
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# by miyakeseiya | 2009-06-21 01:21 | 雑感
2009年 06月 18日

喋りが苦手なコンサル屋

今日はケースの最終報告日。
今回のケースではプレゼンは全部任されてきたので、
お客さんの前でのプレゼンは慣れているはずが・・・・、
今回は常務が出席ということもあり、、かなり緊張。
相変わらずプレゼンには課題有り。
まあ、内容的に高い評価をもらえたのは救いだったけど。

キーメッセージを明確に、ディテールにはまりこまない。
しかし自分の作った資料はつい細かいところまで説明してしまう。

DICからの厳しいフィードバックを覚悟しておかなければ・・・。
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# by miyakeseiya | 2009-06-18 23:28 | 仕事
2009年 06月 15日

ユピキタスの弊害

帰りの電車にて。

自分の座っている長イスと向かい側のイスに座っている人が10人いて、

携帯を見ている人5人。
DS・プレステをやっている人2人。(うち1人は携帯と同時操作)
居眠りをコイている人2人。(うち1人は携帯を握りしめたまま)
本を見ている人2人。(自分含む)

つまり、10人中8人がユピキタス機器にはまっている。

この10年間で書籍の売り上げは17.4%減、雑誌に至っては24%も減少したとのこと。
メールやゲームに時間を奪われて、本が読まれなくなった、というのは間違いなさそう。
由々しき問題である。

本を読まないのが何故いけないのか?
今更言うまでもないが・・・、

音楽の世界ではipod+iTunesが音楽をユピキタスに。
メールやゲームに対抗する、ユピキタスな電子書籍の普及が望まれる。
amazonのKindle
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# by miyakeseiya | 2009-06-15 23:58 | 雑感
2009年 06月 15日

偶然

この仕事に変わって、早1年半が過ぎた。
今やっているコンサル案件も8ケース目ということで、ようやくケースリーダー的な仕事の回し方が出来るようにもなってきました。

しかし、その間にコンサルをやった案件は食品、機械、化学、建設・・・、と全て前職の業界(電力・原子力)とは無関係なものばかり。
ずいぶん業界に疎くなったこともあって、久々に前職の友人に電話してみた。
懐かしい業界用語が飛び出す会話で、以前の意識がよみがえってきた。

たまたま電話の途中で、前職の別の人からメールが入った。
「一緒にやっていたプロジェクト、順調ですよ、」との報告が。
自分がやめる前、会社への置き土産に、と一年かけて仕込んだプロジェクトをがんばって引き継いでくれているらしい。

そろそろ、お世話になった業界に恩返しを、と思っていたら、
「8月に業界向けの講演を一つやってくれないか」
とDICから声がかかった。
当然、二つ返事で引き受けた。

3つも偶然が重なると、これは何かの思し召し?
自分の古巣業界のことを忘れかけていた。

戦略コンサルをやっていると、つい、何でも屋になってしまいがちですが、
やはり何らかの業界で存在感を示すというのは、自らを差別化する上でも重要なこと。
どの業界でも通じる共通のマネジメント視点と、業界固有性への理解を両立させていきたい。
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# by miyakeseiya | 2009-06-15 21:13 | 仕事
2009年 03月 26日

あしの頭は・・・

「相談があるんぞな」
と持ちかけた、その一件である。
「あしの頭は、戦コンに向いとるか」
と真之に言った。
真之は、くびをかしげた。ものごとの追求力は常人よりすぐれている。
「しかし、考えを結晶化させる力が乏しいようだな」
と、真之は言った。
真之に言わせると、「考え」というものは液体か気体で、要するにとりとめがない。
その液体か気体に論理という強力な触媒をあたえて固体にし、しかも結晶化する力が、戦コンといわれる者の力である。その力がなければ、その方面にはすすめない。
「それが弱そうじゃな」
と真之はいった。

(司馬遼太郎 「坂の上の雲」より一部改変)

あしたの提案資料。考えがまとまらない・・・・。
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# by miyakeseiya | 2009-03-26 03:07 | 仕事
2009年 03月 12日

コンサルの姿勢として改めて思うこと

先週仕事が一段落して、オフィスでぶらぶらしていたら、DICから「休めるときは休めよ」と言われて今週一杯休みをもらう事になったのだが、結局火曜日に電話がかかってきて「来週提案に行くことになったからマテつくってくれない?」と、いうことで、今日からまた出勤しています(爆)。

去年春に僕が担当した2つ目の案件でお世話になった会社から再度依頼があった。
前回はプロジェクト推進のFSをやったところで終わったのだが、その後プロジェクトが進まず仕切り直すということで改めて依頼が来た。

しかし、何故プロジェクトが頓挫したのだろうか。
何時も思うのだが、たとえば新事業開発のコンサルだとクライアントと一緒に魅力度の高い事業プランの青写真を描いていくわけだが、その時点ではメンバーみんながちょっとハイになった状態で期待値のみが高まった状態でフェーズ1は終了。その後ちょっと時間をおいて状況を聞いてみると、すっかりトーンダウンして全然進んでいないことがよくある。だから実行支援のフェーズ2を取ることがすごく大切だと思う訳です。取らないにしても、フェーズ1の段階からフェーズ2を強く意識出来ていることが重要。

つまりは、結局コンサルのコアの価値って「企業変革」が出来るかって言うこと。
これはいわゆる事業再生とか組織改革モノのコンサルだけでなく新事業開発であってもだ。
新事業開発といえ、クライアントが動けてナンボなわけで、そのためには第三者として「これをやればいいですよ」というのではなく「ウチの会社がどうすればそれをやれるのか」という風に主語を相手に置き換えて、相手に乗り移った状態になってプロジェクトを進めていくという意識が必要になる。

今回の提案では、どうして事業開発が頓挫したのか?
何が実行に当たっての制約条件になったのか?
リソースが無い、経験がない、その中でどうやれば事業がすすめられるのか?
といったキークエスチョンを議論のメインテーマとして纏める事に。
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# by miyakeseiya | 2009-03-12 01:27 | 仕事
2009年 03月 03日

ひと段落

先週金曜日に3ヶ月間のプロジェクトがようやく終了。
ということで、とりあえずはひと段落。

オフィスの稼働率も、このところの不況のおかげで落ち着きムード・・・。
いつもならクライアントの年度末予算消化で調査モノなんかの突っ込みプロジェクトが多数発生するところが、今年はそれもほとんど無い。
去年までが異常なほど忙しすぎたので、まあ、ようやく正常に戻ったという感じでしょうか。
(ちなみに2008年度第3四半期は過去最高益でした)

このところまで活況だったプロジェクトのテーマは、製造業、素材系企業の新規事業開発系だったのが、このところちょっと変わってきた感があります。
(なんだかんだ言って、企業のキャッシュは潤沢だったんですよね。)

おそらく、これから数年は業界再編に伴うM&Aや、事業再生といったテーマが増えてくるのではないかと思われます。

また、製造業の元気がなくなってしまった反面、食品、バイオ、エネルギー開発などに関する相談が増えてきています。

次の仕事までちょっとの間時間が空きそうなので、久々の休暇、といきたい気持ちなんですが・・・、
こういうときこそ次に向けた仕込みに励もう。
エナジーセクターから入社した数少ないコンサルタントとして、存在感を高める絶好のチャンスでもあるので。
暇なときこそ何をするかが大切ですね。
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# by miyakeseiya | 2009-03-03 11:42 | 仕事
2009年 01月 18日

Why, What, How

なぜ、そもそもそれを考える必要があるのか?(Why)
何をするのが最適解か?(What)
どうやってやれば一番うまくいけるか?(How)

この三つのスジがちゃんと通っていること。
これは戦略コンサルの基本形として大切。

一生懸命Whatを考えているとき、ふと、これってこの会社にとって何がよかったんだ?
って思うときがある。Why論を意識することは全体感を見失わないためにも必要だし、われわれ戦略コンサルが大切にする「経営者の視点」って常に「Why」を意識していることじゃないかって思う。でも、いきなりWhat、Howから始まっているケースってスジが悪いし、実は結構あったりする。

クライアントから事業部門長あたりから「こういうことを考えてほしい」って言われると、最初はある程度それに合わせることは必要なんだろうし、ケースの「売り方」としてはそういう態度が必要かもしれない。でも、一旦こちらがドライブを握ったら、トコトン「Why」を詰めて、経営視点で解を求めていく態度が「戦略コンサル」としてのあるべき姿。

こういうコンサルの基本形って改めて大事だと思う。
調査や分析を徹底したり、Know-Howを売るこコンサルティングは世の中にいくらでも有る。

戦略コンサルって何が価値なのか?
明らかに他と違う価値を出せているかどうか?
ことしはこれをきちんと具体化させていきたい。
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# by miyakeseiya | 2009-01-18 09:15 | 仕事
2009年 01月 06日

客観的であること

昨日は休み明けで仕事もそこそこに、早めに(といっても11時過ぎ)家に帰ってテレビをつけるとカルロス・ゴーン社長の対談番組をやっていた。

いつもすごいと思うが、この人のしゃべりは本当に論理的。

たとえば、最近話題の派遣社員の雇用調整について聞かれると、
雇用調整を今行った場合と、やらない場合を比較して結果してどちらが得策かを比較して、やらなくても結局同じところに行き着く上、さらに傷を深くする、といった具合に論理的に説明していた。いたって正論でわかりやすく納得がいく。
主観を排して客観的に述べているので下手な突っ込みもされずに済むし、その後の議論もロジックで話が進む。

「雇用第一で頑張っているが断腸の思いで今回の決断に踏み切った」とか主観的に言ってしまうと、「そんなことをしたら派遣の人がかわいそう」とか、感情論でしか議論できない。

あと、何故最近の若者が車に乗らないのか?とく質問に対して
「この意見は客観的ではないのですが・・・・。」と前置きするあたり、主観と客観をちゃんと意識している様子。

気をつけないといけないのだが、自分の発言がつい主観的になっていることがある。手っ取り早く感じたことや知っている範囲でしゃべると「薄い」発言になるので気をつけなければ・・・。
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# by miyakeseiya | 2009-01-06 13:05 | 雑感
2008年 12月 31日

時に厳しく・・・

ようやく無事仕事納めもして、無事休みに入ることが出来ました。
ブロクがあまりにも更新されていないのは仕事が忙し過ぎるから、と言いたいところですが、休みになったらなったで、だらだらするだけで書くのが億劫なもんです・・・。

今はとある大手メーカーの新事業分野を探すというプロジェクトのファシリテーションを始めて1月とちょっとが過ぎたところ。

先日、今のプロジェクトの中締め報告という意味で取締役を前にしてのプレゼン。
そこで、取から「もっと厳しいことを言ってやってくれないか?」と。確かに、クライアントの実務サイドとべったりやってきたが、彼らの技術への思い入れとか、信念をくみ取るが余り、事業性について少し甘い評価になっていたかも。あまり最初からバンバンと厳しいことを言っていると、実務者のやる気を無くす懸念があったので、意見を出してもらうために敢えて意向を汲む形でやってきたということも有る。

年明け以降は事業創案の具体化とビジネスプラン作り。
戦略コンサルらしく(?)経営視点で厳しいことも言わなければ。
年末休みとは言え、、仕事のことが頭から離れそうに有りません・・・。
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# by miyakeseiya | 2008-12-31 00:38 | 仕事
2008年 12月 23日

こういうときこそ

先日、今年お世話になったお客さんに誘われて忘年会。
その場で、ぜひまた来年もまた一つプロジェクトをよろしくとの依頼をいただいた。
来年は新事業の開発としてM&Aを考えているそうで、そのためのプロジェクト推進をしてほしいとのこと。

それにしても、この不況の時期に資金調達とか周りの説得が大変じゃないですか?との質問したところ、
「こういう時期こそ積極的にリスクをとることが必要」
「社内、社外の『そんな馬鹿な』という輩には自らの本気度で打ち勝つ」
「士気が落ち込む中、自己犠牲も辞さない姿勢をもったリーダーシップの発揮がないと周囲の賛同を得ることはできない。」
とのこと。

こういう姿勢に敬意を表したい。
リスクを目の前にしてたじろぎ、すくむだけでは、その先にあるのは衰退のみ。
周到な戦略を練り、リスクに対峙する者だけが次の成長機会を捉えることができるということ、これは個人の生き方にも当てはまることを肝に銘じたいものです。
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# by miyakeseiya | 2008-12-23 13:08 | 仕事
2008年 12月 15日

いつもと違う東京タワー

いつもオフィスの窓から見える東京タワー
ふと見ると、あれっ?
いつもとぜんぜん違うライトアップでびっくり。

いつもの
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50周年記念バージョン
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# by miyakeseiya | 2008-12-15 22:21 | 雑感
2008年 11月 24日

違う自分になってやろう

近所のイベントでマラソン大会があるとのことで、以前つい申し込んでしまったやつが日曜日に開催された。中学生以上一般の部で「元気な中高生といっしょか?」と若干括りには不安が有ったのだが、のんびりと気持ちよく走ろうとリラックスして望むことに。

しかし走り出すと、つい闘争心が湧いてきて、いつものジョギングと全然違うペースで先頭集団にくっつき走り出した。しばらくすると全身が酸欠状態になったかのような苦しさに襲われ、前に出すのも辛くなるほど足が重くなってくる。

周りの景色も見えないくらいの状態でただ走り続けていると、自分が中学時代に走ったマラソン大会の場面が頭によみがえってきた・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

中学生のころ、運動が兎に角が苦手で、しかも小太りだった自分は、体育のサッカーやバスケなんかでは相手にされず、パスも飛んでこない。もう引っ込んでるしかない様なていたらく。そんな状況にとてもコンプレックスを感じていた。中学生にとってスポーツが出来ないというのはいろんな意味で死活問題だったのだ。「何とかしたい・・・」

そこで打ち立てた目標が「マラソン大会で違う自分になる」というものだった。いつもほとんど「ドベ」だったが10位以内に入る。にはいささか無茶では有ったが、走るだけなら運動神経もいらないし、何とかなるだろうと・・・。

そのために毎朝6時に起きてジョギングをはじめた。最初は辛かったが、だんだんと走ることが楽しくなってくる。「おれもやれば出来るじゃないか」と励まし、兎に角、諦めずに1年くらい走り込んだ。3年生の冬になった頃、体形はすっかりスリムに変わっていた。

ついにマラソン大会の日がやってきた。
3年生男子150人が一斉にスタートを切る。
「去年と違う、全然早い!」
なんと自分の前には陸上部のエース一人しかいなかった。
5.5キロのコースの半分くらいまでは2人で後ろをかなり引き離して先頭を走っていた。
しかし、だんだんと体が重くなってくる。
しかも体の血の気が引くような感じで、激しい腹痛がし始める。
ここで負けては、と踏ん張るが、少しずつ前が遠くなり、一人、二人と抜かれ始める。
「なんでおまえがここにおる!?」と驚きながら何人かが横を通っていくが、構っている余裕もない。

上がらない足をあげ、力を振り絞り、後少しでゴール。
「もうすこし、もうすこし、・・・・」
校門をくぐり、ゴールではどよめきが起こる。それと同時に自分の意識が遠くなっていく。

気がつくと、救急車のサイレンを聞いていた。
いつまでも遠くならない警報音が続く。
「おれが乗ってんのか」

実は6位でゴールした後、そのまま貧血で倒れてしまったのだ。
結局一週間くらい入院する羽目になったのだが、
それを機会に、自分の運動オンチは克服されたのだ。
周囲からの見る目も明らかに変わった。
「あいつはやるときゃやる」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そんなことを思い出しながら、
「ああ、苦しい〜〜」
結局、足の速い中学生やら、気合いの入った壮年ランナーにも追い越され、
結局85人中45位で何とかかんとかゴール。

「パパおそーい!」
娘になじられ、自分の不甲斐なさに失望。
「来年は違う自分になってやろう」
そう思った。
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# by miyakeseiya | 2008-11-24 16:11 | 雑感
2008年 11月 15日

コンサルティングの極意

今回は相手企業のバリューチェインの下流に出ることが答え。
これは最初から顧客に答えた有った。
我々の役目はこれを肯定すること。

自分はその答えを言うのにずっと不安が有った。
でもそもそも経営課題に完全な正解ない。
経営の要諦は決めたことを信念を持って突き進むこと。

相手の言うことを8割肯定、2割Something new
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# by miyakeseiya | 2008-11-15 23:42 | 仕事
2008年 11月 14日

振り返ってみる

今回の10週間の仕事について振り返っておきたい。

「ケースリーダーとしての資格があるか?」
について試されていたように思う。

そういう意味で言うと、、今回の自分のパフォーマンスは「合格点に及ばなかった」といわざるを得ない。

ケースをリードする上で必須スキルである、問題を構造化し、論点を吸い上げ、それに対してどのようにアクションをとっていくかということ以前に、
本来アナリストのスキルである、「構造化した論点を資料に落とす」という所が弱いのだ。
ケースリーダーからすると、「ディスカッションで振ったことがいちいち指導してあげないと資料として出てこない」ということになる。

長い間、フォーマットで仕事ができていたことも弊害としてあるのかもしれないが、真っ白な紙に、構造を描いて、論点を切り分けて表現していく、ということが苦手なのだ。


黄色信号がともった気がする。
正直ここにきて正念場である。
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# by miyakeseiya | 2008-11-14 19:09 | 仕事
2008年 11月 14日

とりあえず一段落

昨日10週間にわたるプロジェクトが終わりました。
一段落といいたいところだが、
いつものことながらまた次のプロジェクトへのアサインが決定済み。
おまけにその僅かな合間に「提案のプロポ書きをやってくれないか」との話が飛び込む。

景気衰退前の最後の駆け込みか?
オフィスは100%フル稼働でパツパツの状態。

新しい案件の持込もしっかりケアしなければならないが、
上の人も既存案件のケアで手一杯。
来年以降は仕事が減るかもしれないし、
次への種まきはしっかりやっておかなければならないのだけれども・・・。
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# by miyakeseiya | 2008-11-14 17:06 | 仕事
2008年 10月 29日

次のステップ

昨日深夜に社内の方から「退職のご挨拶」というメールが。
別に珍しいことではないが、仲間がいなくなるのはやはり寂しいし、若くして優秀な人だけに、残念でもある。次の仕事は某外資系企業の「経営企画部長職」とのこと。

自分はといえば、まだまだ次を考えるつもりなど無いし、そんな状況にも無い。
少なくとも戦略コンサルタントとして一人前になるのが目下の目標。

最近ディレクターからケースリーダーとしての役割を担うようにハッパをかけられる。
まだ一年弱だが、もう自分も若くないことを考えると少し早いくらいがいい。
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# by miyakeseiya | 2008-10-29 10:46 | キャリア
2008年 10月 15日

やってみるか、やらないでおくか・・・。

今日は朝から息子の幼稚園の願書を受け取るために、貴重な睡眠時間を削り、朝の6時から行列に。小さな折りたたみ椅子に座りながら開園の9時まで待ちぼうけ。
周囲の主婦の皆さんの楽しそうに盛り上がるなか、僕はやることもないので仕方なくカバンから先日とどいたハーバードビジネスレビューを取り出して読みふけっていました。

その中の記事で、ある研究結果によると、人は遊び呆けて放蕩にふけって後から後悔するのと、今日の享楽を諦めたことによる後悔を比べると、諦めたことによる後悔のほうが後に尾を引くらしい。

放蕩を浪費的で無責任、そのうえ道徳に反すると考えるまじめな人は自分自身の幸せを勝ち取る貪欲さがなく、結局晩年になって人生を振り返ったとき「人生の喜びを逸した」と後悔するのである。とのこと。

これは言い換えると、「何かをして後悔」するよりも、「何もしなくて後悔」する方が傷が深いってこと。

遊びも仕事も、貪欲に。
まあいずれも放蕩、奈落、崩壊しない程度に、ですが・・・。
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# by miyakeseiya | 2008-10-15 20:26 | 雑感
2008年 09月 19日

次の仕事

太陽電池ビジネスの仕事は、無事終わり、休むまもなく次の仕事へJump in。
1兆円企業の事業戦略、What、How論+実行のお手伝い。

すでに1週間ほど経ったが、正直かなり重い。
経営陣からプレッシャーがひっきりなしにかかる。
失敗したら社内で首が飛ぶ?
相手は必死。
こちらも身を呈してやらないと。
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# by miyakeseiya | 2008-09-19 14:34 | 仕事
2008年 09月 10日

極道に学ぶ

「めげない、くじけない、なまけない」
「めげないためには、何事も一生懸命やること」
「くじけないためには、心を強く持つこと」
「なまけないこととは、正しい行いを一生懸命やること」
「義理を欠かない、安目を売らない」
「義理とは、人に何かをしてもらったり、人に何かをしてあげること」
「義理を欠くとは、人に何かしてもらったのに、そのお返しをしないこと」
「安目を売らないとは、義理を欠かないのとだいたい同じような意味である。要するに、下手を打たないということ」
「本読む、先読む、空気読む」
「先読む」とは一歩先を的確に正しく予想すること」
「ひもじい、いやしい、いじましい。そういうイメージの人には絶対にならないこと」

(地上げ屋の道徳教育より)

極道はその道のプロやね。失敗は命取り。
戦コンは意外と極道に近い?
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# by miyakeseiya | 2008-09-10 13:00 | 雑感
2008年 09月 01日

失態

戦略コンサルの仕事を大まかに仕分けると、、

考える→作る→伝える→動かす

このすべてにおいて人並み以上にこなせる高いスキルが求められる。
それがプロとして当然必要なこと。

先日の社内教育にて。
ケーススタディーのプレゼンを買ってでたものの、
しゃべっている途中でロジックがショートして支離滅裂に・・・。
若手からは失笑の声が・・・。

かなーり凹みました。
サルも木から落ちると自らを励まし、、

クライアントの前でなくて良かったけど、ほんと。
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# by miyakeseiya | 2008-09-01 20:11 | 雑感
2008年 08月 28日

まずやってみる

新しい事業をやりたいので市場の魅力度を評価して欲しい。
どの事業に出れば良いか考えて欲しい。
わが社のポテンシャルでどれくらいシェアがとれるか知りたい。

戦略コンサルに持ち込まれるテーマとしては問題ないが、これらのことを一生懸命検討して提示したとしても「もっと教えて欲しい」「こういう場合ならどうなるか?」とキリがないことになってしまう。

大切なことはビジネスという本来不確定なものにどう立ち向かうか。
事前に予測できることはごくわずか。つまりやってみないと分からないことの方が圧倒的に多いのだ。

戦略コンサルの提示するものは、ロジック、ファクト、ロジック、ファクト・・・

「難しい事考えずにまずやってみましょう!!」
戦略コンサルがこんな事を行ったら廃業でしょうか?(爆)

「じっくり考えて、大胆に決断。」
これはある社長さんから聞いた言葉。

この「じっくり考えて」のところをサポートするのが戦略コンサルの仕事。
つまり戦略コンサルは意外と地味な仕事なのです。
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# by miyakeseiya | 2008-08-28 07:47 | 仕事
2008年 08月 25日

意思のレベル

先日のクライアントミーティングで。

「今日は我々の方からもプレゼンがあります」

最初にこう言われて、まずは我々のプレゼン。
その後、クライアント側から一枚のスライドが。

「わが社はこの事業を推進することを決めました。考えているコンセプトはこのような内容です。どうでしょうか?」

正直驚いた。
今回この事業の推進の意思決定をお手伝いしてきたわけですが、その一枚のシンプルなスライドに込められているのは「意思」「決意」そのもの。しかもこの「意思」はクライアント企業の事業ドメインを今後10年間で大きく変えてしまおうというほどの内容。我々が百数十枚も作ったどのスライドよりもインパクトが有る。なぜなら、我々が作ったスライドはあくまで「示唆」でしかなく「意思」を表現したものではないから。

自らここまで自らの変革を表明するとは正直思っておらず「せいぜい得意分野を生かして小さく参入」と思っていた我々サイドはかなり面食らってしまいました・・・・。

コンサルというのは本当に難しいのですが、このようなクライアントのにとって相手の意思のレベルを読まないと「インパクトのない提案」となってしまう。クライアントによって答えは違う。クライアントの意思のレベルをこちらでリード出来るのが理想なんでしょうけどね。
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# by miyakeseiya | 2008-08-25 10:17 | 仕事
2008年 08月 05日

中間報告

今日は現在やっているケースの中間報告。
コンテンツや論点もおおよそそろってきて、だんだん(ケースの)終わりが見えてきた。

コンサルティングって実は終わりがけが難しい。
終わりが見えてくるとクライアントの要求が多くなる。クライアントのテンションも上がってきた。

大事なのは我々がいなくなった後、クライアントが如何にビジネスを軌道に乗せていけるかということ。コンサルタントが出来ることなんて所詮クライアントのビジネスのごく一部分だけ。だから、クライアントには早い段階から終わりを意識してもらう必要がある。

コンサートで言うと終わり七分目のころあいで、観客との別れを惜しむように思い切りビートを利かせた音楽でクライマックスに導くのと同じ。

あともう少し、出せる力を振り絞って、今回もいい仕事にしたい。
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# by miyakeseiya | 2008-08-05 17:28 | 仕事