おそがけ戦略コンサル転身記

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2006年 11月 17日

松坂選手のレッドソックス入りについて

オリックスの松坂大輔選手がこのほど60億円もの入札額でレッドソックスに移籍することが決まった。メジャーリーグで活躍する日本人選手がまた一人誕生するかと思うと大変うれしいことだ。しかし、イチロー、松井とスター選手がどんどんメジャーリーグに移籍していくという状況には日本の球界にとっては気が気でならないだろう。現在の日本プロ野球が、スター選手の流出→プロ野球人気の低下→選手報酬の低下→スター選手の流出、といった悪循環に陥っているのではないかと心配になる。メジャーリーグでは年間7600万人を動員し、53億ドル(約6000億円)を稼ぐという。ちなみに松坂が入団するレッドソックスのオーナーはジョン・W・ヘンリー氏というウォール街出身の投資家だ。今回の松坂に対する破格の出費も、その将来価値が上回るという投資家なりの算段があったからに違いない。資本主義がここまで行き届いている米国らしいスタイルであるが、反面日本の所詮オーナー企業の付属品に過ぎない球団の運営からするとずいぶんと迫力が違う。球団の価値を高めるための投資といった考え方は企業経営そのもの。昨年の阪神の買収騒動においても思ったのだが、オーナー企業の想いと球団の正しい運営がかけ離れているような気がしてならない。球団がオーナー企業のブランド戦略の道具であるとすれば球団が収益を上げていなくても、「球団は我が社のシンボル」となれば相殺されてしまい、「球団を経営する」という発想とはならないだろう。

松坂選手にとってはそのような巨額のマネーに対する結果を出さなければならないという厳しさがある。しかし、スタープレーヤーである松坂選手にとっては申し分ないフィールドだろう。今後の活躍を期待したい。
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by miyakeseiya | 2006-11-17 18:48 | 雑感


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