おそがけ戦略コンサル転身記

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カテゴリ:仕事( 47 )


2009年 10月 07日

イシューツリー

今日の夕飯を何にするかを決めるためのイシューツリーを書けといわれたらどう書くか?

・中華、洋食、和食、イタリアン
とか、
・近いところ、遠いところ
・安い、中くらい、高い

とかがトップイシューにくる様では駄目。
戦略コンサルとしてこのような分類を見せるようでは価値が低い。
意思決定をするための筋道をつけることにこだわって欲しい。
つまりは、

・誰と行きたいのか?→同僚、友達、恋人・・
とか、
・何がしたいのか?→とりあえず空腹を満たしたい、ゆっくりと落ち着きたい、おいしいものが食べたい・・・

と目的をトップイシューにしてツリーを考えるべき。

と、今はイシューツリーばかり書くプロジェクトにはまってます。
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by miyakeseiya | 2009-10-07 22:01 | 仕事
2009年 06月 21日

大のコンサル嫌い

ある大手企業の経営企画部から相談を受けた。
不景気知らずの1兆円越え有名安定企業である。
これまでは良かったが、この先10年、間違いなく市場が細る事が見えている。
しかも収益源はほぼ単一の事業からである。
どう見てもこれまでの左うちわは続かない。

そんな中。「何か自分たちの周辺領域で新しい事業を打ち立てたい」とのこと。

しかし、その会社の社長が大のコンサル嫌いらしく。
企画部に対しては本業に対してコンサルを使うことは許さないと命じているらしい。
いいかえるなら「本業に対して他人から口出しされたくないから身内で」ってことなんでしょうが。

これまでリスク取らずにやれてきた理由って何なのよ。
それがなくなりつつある今、まずは、本業で何が出来るか、何を変えるべきか、何を強化すべきか、考え尽くさないと。
「正直痛い所突きますが、それから逃げちゃだめでしょ、社長さん」

そういう正論は後で言うとして。

まずは対社長に説明責任のある企画部さんの御支援をすべく・・・。
手っ取り早く稼ぐ周辺ビジネスについて考えあぐねる週末です。
(そんなうまい話無いって事をどうやって言うかを同時に考えつつ)

そうやって信頼を一つずつ積み重ね、聞いてやろうか、っていう状態まで根気よくお付き合いするのが近道だと考えます私は。正論を上から目線で言っちゃうのを是とするファームも有りますけどね、だからコンサルが嫌われるのではないかと。
(by知的水商売)
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by miyakeseiya | 2009-06-21 01:39 | 仕事
2009年 06月 18日

喋りが苦手なコンサル屋

今日はケースの最終報告日。
今回のケースではプレゼンは全部任されてきたので、
お客さんの前でのプレゼンは慣れているはずが・・・・、
今回は常務が出席ということもあり、、かなり緊張。
相変わらずプレゼンには課題有り。
まあ、内容的に高い評価をもらえたのは救いだったけど。

キーメッセージを明確に、ディテールにはまりこまない。
しかし自分の作った資料はつい細かいところまで説明してしまう。

DICからの厳しいフィードバックを覚悟しておかなければ・・・。
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by miyakeseiya | 2009-06-18 23:28 | 仕事
2009年 06月 15日

偶然

この仕事に変わって、早1年半が過ぎた。
今やっているコンサル案件も8ケース目ということで、ようやくケースリーダー的な仕事の回し方が出来るようにもなってきました。

しかし、その間にコンサルをやった案件は食品、機械、化学、建設・・・、と全て前職の業界(電力・原子力)とは無関係なものばかり。
ずいぶん業界に疎くなったこともあって、久々に前職の友人に電話してみた。
懐かしい業界用語が飛び出す会話で、以前の意識がよみがえってきた。

たまたま電話の途中で、前職の別の人からメールが入った。
「一緒にやっていたプロジェクト、順調ですよ、」との報告が。
自分がやめる前、会社への置き土産に、と一年かけて仕込んだプロジェクトをがんばって引き継いでくれているらしい。

そろそろ、お世話になった業界に恩返しを、と思っていたら、
「8月に業界向けの講演を一つやってくれないか」
とDICから声がかかった。
当然、二つ返事で引き受けた。

3つも偶然が重なると、これは何かの思し召し?
自分の古巣業界のことを忘れかけていた。

戦略コンサルをやっていると、つい、何でも屋になってしまいがちですが、
やはり何らかの業界で存在感を示すというのは、自らを差別化する上でも重要なこと。
どの業界でも通じる共通のマネジメント視点と、業界固有性への理解を両立させていきたい。
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by miyakeseiya | 2009-06-15 21:13 | 仕事
2009年 03月 26日

あしの頭は・・・

「相談があるんぞな」
と持ちかけた、その一件である。
「あしの頭は、戦コンに向いとるか」
と真之に言った。
真之は、くびをかしげた。ものごとの追求力は常人よりすぐれている。
「しかし、考えを結晶化させる力が乏しいようだな」
と、真之は言った。
真之に言わせると、「考え」というものは液体か気体で、要するにとりとめがない。
その液体か気体に論理という強力な触媒をあたえて固体にし、しかも結晶化する力が、戦コンといわれる者の力である。その力がなければ、その方面にはすすめない。
「それが弱そうじゃな」
と真之はいった。

(司馬遼太郎 「坂の上の雲」より一部改変)

あしたの提案資料。考えがまとまらない・・・・。
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by miyakeseiya | 2009-03-26 03:07 | 仕事
2009年 03月 12日

コンサルの姿勢として改めて思うこと

先週仕事が一段落して、オフィスでぶらぶらしていたら、DICから「休めるときは休めよ」と言われて今週一杯休みをもらう事になったのだが、結局火曜日に電話がかかってきて「来週提案に行くことになったからマテつくってくれない?」と、いうことで、今日からまた出勤しています(爆)。

去年春に僕が担当した2つ目の案件でお世話になった会社から再度依頼があった。
前回はプロジェクト推進のFSをやったところで終わったのだが、その後プロジェクトが進まず仕切り直すということで改めて依頼が来た。

しかし、何故プロジェクトが頓挫したのだろうか。
何時も思うのだが、たとえば新事業開発のコンサルだとクライアントと一緒に魅力度の高い事業プランの青写真を描いていくわけだが、その時点ではメンバーみんながちょっとハイになった状態で期待値のみが高まった状態でフェーズ1は終了。その後ちょっと時間をおいて状況を聞いてみると、すっかりトーンダウンして全然進んでいないことがよくある。だから実行支援のフェーズ2を取ることがすごく大切だと思う訳です。取らないにしても、フェーズ1の段階からフェーズ2を強く意識出来ていることが重要。

つまりは、結局コンサルのコアの価値って「企業変革」が出来るかって言うこと。
これはいわゆる事業再生とか組織改革モノのコンサルだけでなく新事業開発であってもだ。
新事業開発といえ、クライアントが動けてナンボなわけで、そのためには第三者として「これをやればいいですよ」というのではなく「ウチの会社がどうすればそれをやれるのか」という風に主語を相手に置き換えて、相手に乗り移った状態になってプロジェクトを進めていくという意識が必要になる。

今回の提案では、どうして事業開発が頓挫したのか?
何が実行に当たっての制約条件になったのか?
リソースが無い、経験がない、その中でどうやれば事業がすすめられるのか?
といったキークエスチョンを議論のメインテーマとして纏める事に。
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by miyakeseiya | 2009-03-12 01:27 | 仕事
2009年 03月 03日

ひと段落

先週金曜日に3ヶ月間のプロジェクトがようやく終了。
ということで、とりあえずはひと段落。

オフィスの稼働率も、このところの不況のおかげで落ち着きムード・・・。
いつもならクライアントの年度末予算消化で調査モノなんかの突っ込みプロジェクトが多数発生するところが、今年はそれもほとんど無い。
去年までが異常なほど忙しすぎたので、まあ、ようやく正常に戻ったという感じでしょうか。
(ちなみに2008年度第3四半期は過去最高益でした)

このところまで活況だったプロジェクトのテーマは、製造業、素材系企業の新規事業開発系だったのが、このところちょっと変わってきた感があります。
(なんだかんだ言って、企業のキャッシュは潤沢だったんですよね。)

おそらく、これから数年は業界再編に伴うM&Aや、事業再生といったテーマが増えてくるのではないかと思われます。

また、製造業の元気がなくなってしまった反面、食品、バイオ、エネルギー開発などに関する相談が増えてきています。

次の仕事までちょっとの間時間が空きそうなので、久々の休暇、といきたい気持ちなんですが・・・、
こういうときこそ次に向けた仕込みに励もう。
エナジーセクターから入社した数少ないコンサルタントとして、存在感を高める絶好のチャンスでもあるので。
暇なときこそ何をするかが大切ですね。
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by miyakeseiya | 2009-03-03 11:42 | 仕事
2009年 01月 18日

Why, What, How

なぜ、そもそもそれを考える必要があるのか?(Why)
何をするのが最適解か?(What)
どうやってやれば一番うまくいけるか?(How)

この三つのスジがちゃんと通っていること。
これは戦略コンサルの基本形として大切。

一生懸命Whatを考えているとき、ふと、これってこの会社にとって何がよかったんだ?
って思うときがある。Why論を意識することは全体感を見失わないためにも必要だし、われわれ戦略コンサルが大切にする「経営者の視点」って常に「Why」を意識していることじゃないかって思う。でも、いきなりWhat、Howから始まっているケースってスジが悪いし、実は結構あったりする。

クライアントから事業部門長あたりから「こういうことを考えてほしい」って言われると、最初はある程度それに合わせることは必要なんだろうし、ケースの「売り方」としてはそういう態度が必要かもしれない。でも、一旦こちらがドライブを握ったら、トコトン「Why」を詰めて、経営視点で解を求めていく態度が「戦略コンサル」としてのあるべき姿。

こういうコンサルの基本形って改めて大事だと思う。
調査や分析を徹底したり、Know-Howを売るこコンサルティングは世の中にいくらでも有る。

戦略コンサルって何が価値なのか?
明らかに他と違う価値を出せているかどうか?
ことしはこれをきちんと具体化させていきたい。
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by miyakeseiya | 2009-01-18 09:15 | 仕事
2008年 12月 31日

時に厳しく・・・

ようやく無事仕事納めもして、無事休みに入ることが出来ました。
ブロクがあまりにも更新されていないのは仕事が忙し過ぎるから、と言いたいところですが、休みになったらなったで、だらだらするだけで書くのが億劫なもんです・・・。

今はとある大手メーカーの新事業分野を探すというプロジェクトのファシリテーションを始めて1月とちょっとが過ぎたところ。

先日、今のプロジェクトの中締め報告という意味で取締役を前にしてのプレゼン。
そこで、取から「もっと厳しいことを言ってやってくれないか?」と。確かに、クライアントの実務サイドとべったりやってきたが、彼らの技術への思い入れとか、信念をくみ取るが余り、事業性について少し甘い評価になっていたかも。あまり最初からバンバンと厳しいことを言っていると、実務者のやる気を無くす懸念があったので、意見を出してもらうために敢えて意向を汲む形でやってきたということも有る。

年明け以降は事業創案の具体化とビジネスプラン作り。
戦略コンサルらしく(?)経営視点で厳しいことも言わなければ。
年末休みとは言え、、仕事のことが頭から離れそうに有りません・・・。
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by miyakeseiya | 2008-12-31 00:38 | 仕事
2008年 12月 23日

こういうときこそ

先日、今年お世話になったお客さんに誘われて忘年会。
その場で、ぜひまた来年もまた一つプロジェクトをよろしくとの依頼をいただいた。
来年は新事業の開発としてM&Aを考えているそうで、そのためのプロジェクト推進をしてほしいとのこと。

それにしても、この不況の時期に資金調達とか周りの説得が大変じゃないですか?との質問したところ、
「こういう時期こそ積極的にリスクをとることが必要」
「社内、社外の『そんな馬鹿な』という輩には自らの本気度で打ち勝つ」
「士気が落ち込む中、自己犠牲も辞さない姿勢をもったリーダーシップの発揮がないと周囲の賛同を得ることはできない。」
とのこと。

こういう姿勢に敬意を表したい。
リスクを目の前にしてたじろぎ、すくむだけでは、その先にあるのは衰退のみ。
周到な戦略を練り、リスクに対峙する者だけが次の成長機会を捉えることができるということ、これは個人の生き方にも当てはまることを肝に銘じたいものです。
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by miyakeseiya | 2008-12-23 13:08 | 仕事