おそがけ戦略コンサル転身記

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カテゴリ:雑感( 45 )


2008年 09月 01日

失態

戦略コンサルの仕事を大まかに仕分けると、、

考える→作る→伝える→動かす

このすべてにおいて人並み以上にこなせる高いスキルが求められる。
それがプロとして当然必要なこと。

先日の社内教育にて。
ケーススタディーのプレゼンを買ってでたものの、
しゃべっている途中でロジックがショートして支離滅裂に・・・。
若手からは失笑の声が・・・。

かなーり凹みました。
サルも木から落ちると自らを励まし、、

クライアントの前でなくて良かったけど、ほんと。
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by miyakeseiya | 2008-09-01 20:11 | 雑感
2008年 07月 17日

太陽電池バブル?

最近太陽電池に関するケースをやっているので関心が深いのですが、太陽電池に関してほぼ毎日新聞記事がでるほど、一種の太陽電池バブル状態が起こっていると感じています。

日本の太陽電池政策といえば古く1990年代(だったか)、ニューサンシャイン計画というのがあって政府の強力なバックアップのもと、各社が競って太陽電池を開発した時期がありました。その後、住宅用太陽光発電への補助金が打ち切られるなど下火となり、日本の市場が細りはじめていたところ、また洞爺湖サミット前から急激に盛り返してきました。環境経営として企業による活用が増えていますし、一般家庭向けにも打ち切られていた補助金が復活するという話もあります。政府としては液晶に代わる日本の次の産業として太陽電池に賭けてみよう、という意気込みも感じられます。海外に目を向けてみると、ヨーロッパの太陽電池市場の躍進が目立ちます。ヨーロッパの場合、太陽電池を産業として見ているというより、脱石油を真剣に目指しているようにすら感じられます。

このように、市場からの期待が高まっている太陽電池ですが、液晶パネルなどと異なるのは、今のところ政府主導の補助金頼りであること。ユーザーから見れば電力を得る一つの手段であり、液晶テレビのように「高くても欲しい」商品では無いところです(エコエネルギーにユーザーが追加コストを払うことはあまり期待できない)。つまり、(太陽電池による電力価格)<(既存電力料金)が成り立たないとブレイクできないというのが十分条件で有るわけです。現時点では補助金によりこれが成り立つようにすることで市場が立ち上がりつつあるということです。

産業として自立するためには太陽電池のコストが下がり、補助金によらずとも市場拡大が可能になることが必要な訳ですが、シリコン薄膜型、化合物型太陽電池はポテンシャルがあると言われています。なぜならこれらはコストのネックとなっているシリコン原料の使用を抑えることが出来、大量生産によればコストが大幅に下がる可能性がある訳です。シャープ昭和シェルが1GW級の工場建設を発表したことは注目に値することで、太陽電池市場に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。また、シャープは液晶工場との原料部材共有が可能で、さらなるコスト低減の要素があります。
ついでに、電力会社もついにやってくれました。(関西電力がメガソーラー発電所建設)電力調達価格で見ると相当高値で有ることは間違いないと思われますが、これが同社の懐の深さか、またはグリーン電力調達ということで新たな収益性への貢献が有るのか、これは今後興味深く見ていきたいと思っています。

当面、太陽電池に多くの期待が集まり、資金が集まることは確実なようです。周辺の部材メーカーのみならず、住宅、家電、IT系など異業種からの参入も相次いでいます。バブルかリアルかというと現時点ではややバブル気味。ここ5年以内に答えが出ると思いますが、このビジネスが日本にとって大きな貢献をする可能性に期待したいところです。
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by miyakeseiya | 2008-07-17 14:00 | 雑感
2008年 07月 09日

駄目な6月

毎年そうなんですが、6月はどうも調子が悪いのです。
去年は風邪をこじらせて肺炎になり、そんな状況で今の会社の面接を受けに東京まで来ていました。いや、ほんと時の流れは速いもので・・・・。

今年もやはり駄目で、6月は子供から変な下痢風邪を二回ももらってしばらく参っていました。しかも仕事の方は順調に(?)忙しく、余裕が無い状態(仕事→寝る→仕事→寝る・・・・)が続いて結構つらい感じでした。余裕が無いと、体が疲れてパフォーマンスが落ちるし、メンタル的にも落ち込みがちになってしまいます。そんな状況ではブログも書く余裕と気力もない。

ようやく先週末くらいから回復して、久しぶりにジョギングしたり、今日は出社前に会社近くのスタバに寄って思いにふけってみたり、そういう「余裕」を無理やりでも入れ込むことでなんとか調子を取り戻しつつあります。

新しい案件も始まっていて、今度はある素材企業の新事業開発とかですが、洞爺湖サミットのあおりもあってか、環境関連の仕事が多数舞い込んでいます。企業もスランプから立ち直るネタとして環境経営の導入、ビジネス機会の模索など、このような時流にはかなり敏感になっているようです。

なんとか今年の夏に有給をとるように上からいわれているのですが、なかなか暇がないですね。
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by miyakeseiya | 2008-07-09 10:36 | 雑感
2008年 06月 20日

そういえば

ケースリーダーと一緒に昼飯を食べながら、昔やっていた部活の話に。
僕は大学のころ体育会系ボート部だったのだが、結局一年ちょっとで辞めてしまった。

どうして辞めてしまったんだろうか。
結構いい線いってたのに。

きつい練習、合宿の繰り返しでつらくなってしまった。
「もっと大学生らしく遊びたい・・・。」
そんなことを思って辞めた気がする。

そういえば「目標」「志」が無かった。
「インカレで一位になる」「キャプテンになってみんなを引っ張る」とか。
でもこれをやり遂げるなら、いろんなことを諦めなければ出来ない。
でも「目標」「志」があれば諦めることも辛くない。

ひるがってわたしの戦コン生活。
いろんなことを諦めている今、
忘れかけてたことを思い出した・・・・。
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by miyakeseiya | 2008-06-20 13:42 | 雑感
2008年 06月 12日

戦コンの給料

世間もうらやむ優良企業の身分を捨てて、鳴り物入りで(?)飛び込んだこの業界ですが、やはりお給料って大事ですよね。ということで、一度この話題に触れておかねばと。

「外資系戦略コンサル」というといわゆる高給取りの代表格とおもわれがちですが、やはり投資銀行なんかとくらべると水準は低いですし、給与の変動も少ない部類。また歩合給割合(成果変動)は少なく、年俸のほとんどが「ポジション」で決まります。

つまり、ハイリスク・ハイリターンではなく、結構一定額の給与が保障されたサラリーマンという感覚なんですね。(アップオアアウトさえなければですが・・・。)

業界の一般論で言うと、年俸のレンジは新卒から中堅のアナリストの場合600-800万円、その上のコンサルタントで800-1200万、シニアクラスになると1200-1500万くらい。さらにその上のディレクター、パートナと続く、って感じでしょうか。

というのは私の場合はおそがけ37歳にしてこの業界に来たために、前職の給与水準が割りと良かったこともあり、、ミドルポジションで入れてもらえたものの、福利厚生の差分を引き算すると給与は実質減少、しかも労働時間で割ると・・・・な状況です(涙)。

ただし、魅力といえば、うまくいけば給料がすぐに上がること。
中途で入って、早い人だと2,3年でシニアまで上がっていきます。新卒だと6~8年でシニアに行く人がいます。ちなみに、私の今のチームのシニアは若干30歳ですから、給料の面でかなり世間一般を凌駕していることになりますね。(ただし、仕事についてもまったく妥協無く大変立派にこなしているということを言い添えておきます。)

先日、ボーナスが支給されました(実際は年俸の一部)。

「この前買ったパソコン(衝動買いしたMacbook Air)、スーツ、奨学金返済とか引いたら大して残らんよねー。」(暗に「安い」と言っている妻の言葉)

セレブにはまだ程遠い現状か・・・。
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by miyakeseiya | 2008-06-12 01:24 | 雑感
2008年 06月 01日

一段落

一段落、と思いきや、次から次へと。
全然暇にさせてくれない(笑)・・・。

先日MBAの同窓生とランチ。
テレビにも出てくるコンサルの大先輩。
昔この人に「コンサルってどうなん?」って聞いてた頃が懐かしい。

戦略コンサルに移って4ヶ月が過ぎた。
「あ、もうダメか、、」と思ったこともしばしば。
でもやっぱりこちらにきて良かったとつくづく思う。
次から次へと挑戦の機会を与えてくれる。
強いストレスとそれをくぐった達成感の繰り返し。
これを楽しいと思えればしめたもの。

「随分痩せたねー、体だけは気をつけて」
と先輩からのアドバイス。

今週からはまた新しい仕事が待っている。
またストレス感じそ〜。
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by miyakeseiya | 2008-06-01 09:48 | 雑感
2008年 05月 07日

さて、

GWも終わり、今日からまた始動。
今回のコンサルティングは来週が最終報告。
ということで、佳境にもかかわらず何故か普通です。
不思議なほどきわめて順調。

まだこの業界に入って3ヶ月ちょっと。
慣れたというのは早いのですが、最初のころ一気に増えた白髪が今はまた元通りに(爆)。

うまくいっているのはいいことなんですが、何か足りない気がする今日この頃・・・。
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by miyakeseiya | 2008-05-07 13:11 | 雑感
2008年 04月 30日

休みたいなら辞めろ

日本電産の永守社長の発言が波紋を呼んでいるようだ。

永守社長は4月23日の記者会見で「休みたいならやめればいい」と発言したと24日付けの朝日新聞朝刊(大阪本社版)で報じられた。
(正しくは「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と発言したとのこと。)

これに対して、連合の高木会長が「言語道断」と断じ、その後桝添厚生労働大臣が「きちんと調査し、指導すべきは指導する」と発言。

日本電産の労働実態は不明だが、この永守社長は倒産寸前の会社を買収し、一人も解雇せずに事業再生させ、雇用を守った人なのである。
したがって、連合会長の高木さんはむしろこの経営者に感謝状を贈るべきなのでは?と思う次第。

「24時間働けますか?ビジネスマン~」というキャッチフレーズがはやったのは一昔前。今やれば、「言語道断」とすぐに糾弾されそう。

ゆとり、ワークライフバランス、格差社会問題など、働くことに対して一歩距離を置く風潮があるように思えます。また、「少しでも楽をしたい」、「自分本位で」、ということを何かにすがって実現したいという甘えの精神が蔓延しているのではないか、という気さえしてきます。

しかし、これは働く側だけの問題ではなく、仕事が以前よりつまらないものになっていることにより、労働者が仕事に対してあきらめ感を感じているからかもしれません。

本来労働というのは本来対価を得る手段だけでなく、それを通して自らの成長させる機会でもあるのが理想。そのような機会を与えていない経営者には確かに問題は有るのかもしれません。

労働組合には労働時間の短縮のみならず、是非そういう「労働の質」に対して経営者に切り込んでもらいたいものです。

日本電産という会社には「厳しくてもこの会社でがむしゃらにやってみたい」という多くの中途採用者が集まって来ています。これを「過酷労働」と同列に扱うのは誤りではないでしょうか。
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by miyakeseiya | 2008-04-30 10:16 | 雑感
2008年 04月 05日

バリュー

戦略コンサルは「バリュー」にこだわる。
それも「戦略」のバリューでだ。

この点で自分は甘いと感じる。
つい「知識」や「情報」でバリューを出そうとしてしまう傾向が。
これもバリューではあるが、これはシンクタンクの領域。

戦略のバリューとは何か?
経営という不確実なテーマについて道筋を示すこと。
これは確実なものでなくてよく、現時点で最も納得性のある示唆である。
確実性にこだわる故つい情報を求めてしまう。
これは長年の癖。

今日はクライアントミーティングのあと、メンバー3人で築地のすし屋に。
ケースの中盤。だんだんとゴールが見え始めてきた。
さあ、もう一頑張り。どうバリューをだすか・・・・。
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by miyakeseiya | 2008-04-05 00:09 | 雑感
2008年 04月 02日

誠実・謙虚・感謝

この仕事をするようになって、身に付いたこと、自分が変わったことは何か?

ロジカルシンキング、タイムマネジメント、プレゼンスキル・・・・・。
こういうことは表面的なこと。当然こういうことは鍛えられる。

しかし、実のところ最も変わったと感じるのはマインドセット。
よくファーム内で、「プロとして・・・」という言葉をよく言われるのですが、それに関係して、

「誠実」「謙虚」「感謝」

という言葉の重みが身にしみるように。
これはプロとして非常に重要な基本行動指針だと思うわけです。

このような言葉はしごく平凡かつ当たり前で「まあそうだわな」っていう程度でしか思わなかった。

しかし、プロとしてお客さんから自らを直接評価される立場となった今、もっとも大切なのは仕事の上で相手から信頼されること。

これを「うまくやる」方法などなく、
相手に誠実に向き合い、自らを謙虚に見つめて、愚直に行動する。
さらに自分が仕事で成果を挙げたことについて、関係した人に感謝を感じ、喜びを共有すること。

社内で他の人にこの話をすると、ほとんどの人がこれにとても共感するとのこと。

戦略コンサルタントというとてもアグレッシブなマインドとこのようなとても基本的なマインドが同居することに少し違和感を感じるかも知れない。

別の視点で言うと、戦略コンサルタントという経営の変革点に携わる立場では、倫理的にある意味「グレーゾーン」の領域にぶつかりそうになるときがある。そのときこのようなはっきりした価値基準を自分に持っておくことは、この仕事を長く続けていく上でとても重要な要素になるとも思えるのです。

この基本行動指針、
仕事だけでなく、全てにおいてそうなれたらもっといいのだろうけど。。。
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by miyakeseiya | 2008-04-02 15:41 | 雑感