おそがけ戦略コンサル転身記

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2007年 05月 28日

結果

4月の受験で知り合ったK.Fさんから結果が出ているとのコメントを頂いたので早速見てみたところ、もっとも恐れていた結果、すなわち4科目ともfail・・・。

「うそっ、かっこ悪!嫁はんに言えん!俺、頭悪い!?」
いろいろと頭を駆け巡り動揺した。

前回受験に比べて点数は上がっていたけど、まだ合格に届かない。
早く合格したいばかりに4科目同時受験で望んだが、科目ごとにじっくりやるべきだったかな。
時間かけてでも完成度をあげなければうからない。

それと、敗因の一つに、「暗記の軽視」があったと思う。僕は数学とか物理みたいに考えて答えを出すことは割と得意だったけど、暗記が苦手でそういうことは避けて通ってきたところがある。今回の勉強でも「暗記」ということを十分やらなかった。

普段仕事では暗記なんてしなくてもいい。でも試験は暗記だ。CPAはとてもタイトな時間配分で一気に知識を放出する「暗記型試験」であり「論理型試験」ではない。そこを理解して対処しないとパスできない。

次回受験については、もう少し気持ちを整理してから考えます。とほほ。
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by miyakeseiya | 2007-05-28 13:53 | CPA
2007年 05月 25日

独立人と組織人の違い

最近、独立した人と接する機会が多いが、自分のような組織人との違いを感じることが多い。
組織に属するメリットの一つは「自分の存在を常に確認できること」である。会社に行けば自分の机があるし、所属と仕事の役割も会社が与えてくれる。ちゃんとした身分証明書だってもらえる。

マズローの基本的欲求の一つでもある「所属欲」というのは、この自らの存在の認識にあり、組織に属することにより安心感を得ることが出来るのだ。

しかし、独立したり、小さな組織で働く場合はこの確認方法がちょっと違ってくる。
「誰が自分を必要としているのか?」
「自分のやっていることは本当に役に立っているのか?」
「このままだと将来はどうなるのか?」
「これから何をしていけばよいのか?」
などといった確認が必要となる。そういうこれらを満たすためには常に現状に留まらない「挑戦」をしていかなければならない。

僕が組織の中でやってる程度の挑戦と彼らのそれはぜんぜんレベルが違う理由だ。
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by miyakeseiya | 2007-05-25 19:41 | キャリア
2007年 05月 22日

そろそろ

そろそろ次回受験に向けて準備を、と思うのだけどなかなか身が入らない。
結果は6月末に出るのだけど、「落ちた」という事実が無いと闘志が沸いてこない。
おそらく全科目はうかってないから、やらないかんのだけど・・・。
反面、「CPAいつまでやってんだ」っていう気もしてきた。
どっちつかずで気分が晴れない。
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by miyakeseiya | 2007-05-22 04:37 | CPA
2007年 05月 14日

新任マネジャーのつまづき


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by miyakeseiya | 2007-05-14 14:26 | 仕事
2007年 05月 14日

素朴なことに疑問をもつ

昨日神戸大学MBAのOB組織の主催で、田淵秀乙氏によるロジカルシンキングのセミナーが開かれたので参加してきた。ロジカルシンキングの手法についてはさまざまな書籍で解説されているので真新しいものではないが、ロジカルシンキングという一つの思考スタイルを身につけるために必要なことは、普段から「素朴な疑問を持つ」ことだそうだ。

テーマは何でもいい。普段の生活で思いつくことなら何でもいい。
たとえば、「なぜ関西ではエスカレータの右に立つのか?」「ホテルではなぜサービス料をとられるのか?」「どうしてデパートの一階はみな化粧品売り場なのか?」など。
別に正しい答えを知る必要は無い。自分なりに原因を分類し、仮設を立て、検証してみるということを癖にしていれば、自然と物事を論理的に捉えることができるようになる(はず)。

会社生活が長いと、仕事での「素朴な疑問」も抱かなくなってきている気が・・・。
会社の問題解決も「素朴な疑問」が出発点。
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by miyakeseiya | 2007-05-14 12:43 | 雑感
2007年 05月 07日

MBAは役に立つか?

神戸大MBAを修了して早1年が過ぎた。そろそろMBAを客観的に見られる時期になってきたので、一度このテーマで記事を書いておかねばと思っていた矢先、友人がミンツバーグ著「MBAが会社を滅ぼす」を貸してくれた。ミンツバーグはカナダマギル大のMBA教授であり、組織行動学の権威であるだけに、彼によるMBA批判は説得力があるものであった。

この本によると、MBAが間違った時期に間違った教育をおこない、マネジメント育成どころかそれを阻んでいるとの主張。MBAではマネジメントの経験も無い若手が、経営管理手法とさまざまな業種のケーススタディーを通して経営者としてのインサイトを叩き込まれる。それを終えた若者は自信満々で自ら経営のプロと勘違いし、ろくにラインマネジメントも経験せず経営者になりあがり、派手なディールや抜本的な改革を打ち上げて失敗する、さらには利益至上主義の果てに不祥事を働くというくだり。米国ではあながち嘘でない事実のようだ。米国では、MBAがベテラン社員を一気に追い抜く特急切符としての市民権を得ている、ということもその様な構図を生む原因となっている。

コンサルタント会社や投資銀行で働くなら良いかもしれないが、いくら優秀で分析力に優れ、弁舌能力に長けてている人材であろうと、事業会社、特に製造業ではラインのマネジメント(いわゆる現場)を知らない人間が経営を行うことについて弊害が大きい。MBAで得られるKnow-Howは、会社の大きな枠組みを捉えることには有効であるものの、オペレーションを支える細部の仕組み、その会社の持つ有形、無形資産の価値やその最適化の手段、潜在的なリスクの所在を洞察するためには「現場」を知っていないと難しい。また、現場では面倒で簡単でない問題が山積している。MBAではそのような問題に対する処方箋を学ぶことはできない。(ミンツバーグはMBA出身者がこのような面倒な事項に手を突っ込みたがらないことも問題と指摘する)

ここで改めて、「MBAは役に立つか?」と問うてみると、私は経営人材の育成という意味ではやはり「MBAは有効である」と思っている。会社の付加価値を高めるための学問的な洞察は、私にとって多くの気づきを与えてくれたことは事実である。ただし、上記のようなラインマネジメントへの造詣をある程度備えた「大人」でないとそのような「気づき」が少なく、手法のみを学んでしまうという弊害もあろう。すなわち、ラインマネジメントの経験知と経営管理手法の両面をうまくバランスさせることができて初めてMBAの価値が高まる。

このバランス感覚が大切で、逆にラインのマネジメントしか知らない経営者の問題点として、往々にして事業への思い入れが強すぎ、ステークホルダーへの配慮に欠け、事業全体の枠組みを変えるという発想になりにくいことがあげられる。これは昨今の企業買収における被買収企業経営者の行動に現れていることは前述した。

ミンツバーグの批判に対しては、MBAで学ぶ手法の内容そのものよりも、経営者となるべき人間の倫理や信念を問うべきではないかと思えた。すなわち、経営者になる人間が、どういう使命を背負っているのか、その信念はどうあるべきかということ。そういうことは教育で学べることではないし、そういうことが曲がっている人は、MBAに行って無くても間違ったことをするだろう。(ただ、そいう人間をも格上げしてしまうMBAは問題だが)

先日、入社2年目の若手社員から「会社のMBA留学の応募をしたい」と相談されたのだが、正直背中を押してよいものか戸惑ってしまった。「もう少しラインを経験してから」というのが本音であったが、「チャンスであれば逃がさず挑戦すべき」と背中を押してやった。

MBAは勉強をするだけが価値ではない。そこで、異なるバックグラウンドを持ったクラスメイトとともに、経営について真剣に考えることを通して上記の信念も含め、自ら気づきを得るための「場」を提供してくれる。また、私はMBAの研究活動を通して出会った経営者からも多くの示唆を得ることができた。そのような「きっかけ」もたくさんある。MBAは工学や経済学などの完成した学問ではないことからも、それを斟酌する側の理解の仕方もさまざま。MBA通して学ぶことは人それぞれ大きく異なるだろう。

キャリアの梯子の一つとしてMBAを捉えた時に、それを生かすも殺すも自分次第ということ。
今日はこれくらいで・・。
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by miyakeseiya | 2007-05-07 22:14 | 書評