おそがけ戦略コンサル転身記

mseiya.exblog.jp
ブログトップ
2008年 07月 17日

太陽電池バブル?

最近太陽電池に関するケースをやっているので関心が深いのですが、太陽電池に関してほぼ毎日新聞記事がでるほど、一種の太陽電池バブル状態が起こっていると感じています。

日本の太陽電池政策といえば古く1990年代(だったか)、ニューサンシャイン計画というのがあって政府の強力なバックアップのもと、各社が競って太陽電池を開発した時期がありました。その後、住宅用太陽光発電への補助金が打ち切られるなど下火となり、日本の市場が細りはじめていたところ、また洞爺湖サミット前から急激に盛り返してきました。環境経営として企業による活用が増えていますし、一般家庭向けにも打ち切られていた補助金が復活するという話もあります。政府としては液晶に代わる日本の次の産業として太陽電池に賭けてみよう、という意気込みも感じられます。海外に目を向けてみると、ヨーロッパの太陽電池市場の躍進が目立ちます。ヨーロッパの場合、太陽電池を産業として見ているというより、脱石油を真剣に目指しているようにすら感じられます。

このように、市場からの期待が高まっている太陽電池ですが、液晶パネルなどと異なるのは、今のところ政府主導の補助金頼りであること。ユーザーから見れば電力を得る一つの手段であり、液晶テレビのように「高くても欲しい」商品では無いところです(エコエネルギーにユーザーが追加コストを払うことはあまり期待できない)。つまり、(太陽電池による電力価格)<(既存電力料金)が成り立たないとブレイクできないというのが十分条件で有るわけです。現時点では補助金によりこれが成り立つようにすることで市場が立ち上がりつつあるということです。

産業として自立するためには太陽電池のコストが下がり、補助金によらずとも市場拡大が可能になることが必要な訳ですが、シリコン薄膜型、化合物型太陽電池はポテンシャルがあると言われています。なぜならこれらはコストのネックとなっているシリコン原料の使用を抑えることが出来、大量生産によればコストが大幅に下がる可能性がある訳です。シャープ昭和シェルが1GW級の工場建設を発表したことは注目に値することで、太陽電池市場に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。また、シャープは液晶工場との原料部材共有が可能で、さらなるコスト低減の要素があります。
ついでに、電力会社もついにやってくれました。(関西電力がメガソーラー発電所建設)電力調達価格で見ると相当高値で有ることは間違いないと思われますが、これが同社の懐の深さか、またはグリーン電力調達ということで新たな収益性への貢献が有るのか、これは今後興味深く見ていきたいと思っています。

当面、太陽電池に多くの期待が集まり、資金が集まることは確実なようです。周辺の部材メーカーのみならず、住宅、家電、IT系など異業種からの参入も相次いでいます。バブルかリアルかというと現時点ではややバブル気味。ここ5年以内に答えが出ると思いますが、このビジネスが日本にとって大きな貢献をする可能性に期待したいところです。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-07-17 14:00 | 雑感
2008年 07月 09日

駄目な6月

毎年そうなんですが、6月はどうも調子が悪いのです。
去年は風邪をこじらせて肺炎になり、そんな状況で今の会社の面接を受けに東京まで来ていました。いや、ほんと時の流れは速いもので・・・・。

今年もやはり駄目で、6月は子供から変な下痢風邪を二回ももらってしばらく参っていました。しかも仕事の方は順調に(?)忙しく、余裕が無い状態(仕事→寝る→仕事→寝る・・・・)が続いて結構つらい感じでした。余裕が無いと、体が疲れてパフォーマンスが落ちるし、メンタル的にも落ち込みがちになってしまいます。そんな状況ではブログも書く余裕と気力もない。

ようやく先週末くらいから回復して、久しぶりにジョギングしたり、今日は出社前に会社近くのスタバに寄って思いにふけってみたり、そういう「余裕」を無理やりでも入れ込むことでなんとか調子を取り戻しつつあります。

新しい案件も始まっていて、今度はある素材企業の新事業開発とかですが、洞爺湖サミットのあおりもあってか、環境関連の仕事が多数舞い込んでいます。企業もスランプから立ち直るネタとして環境経営の導入、ビジネス機会の模索など、このような時流にはかなり敏感になっているようです。

なんとか今年の夏に有給をとるように上からいわれているのですが、なかなか暇がないですね。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-07-09 10:36 | 雑感
2008年 06月 20日

そういえば

ケースリーダーと一緒に昼飯を食べながら、昔やっていた部活の話に。
僕は大学のころ体育会系ボート部だったのだが、結局一年ちょっとで辞めてしまった。

どうして辞めてしまったんだろうか。
結構いい線いってたのに。

きつい練習、合宿の繰り返しでつらくなってしまった。
「もっと大学生らしく遊びたい・・・。」
そんなことを思って辞めた気がする。

そういえば「目標」「志」が無かった。
「インカレで一位になる」「キャプテンになってみんなを引っ張る」とか。
でもこれをやり遂げるなら、いろんなことを諦めなければ出来ない。
でも「目標」「志」があれば諦めることも辛くない。

ひるがってわたしの戦コン生活。
いろんなことを諦めている今、
忘れかけてたことを思い出した・・・・。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-06-20 13:42 | 雑感
2008年 06月 12日

戦コンの給料

世間もうらやむ優良企業の身分を捨てて、鳴り物入りで(?)飛び込んだこの業界ですが、やはりお給料って大事ですよね。ということで、一度この話題に触れておかねばと。

「外資系戦略コンサル」というといわゆる高給取りの代表格とおもわれがちですが、やはり投資銀行なんかとくらべると水準は低いですし、給与の変動も少ない部類。また歩合給割合(成果変動)は少なく、年俸のほとんどが「ポジション」で決まります。

つまり、ハイリスク・ハイリターンではなく、結構一定額の給与が保障されたサラリーマンという感覚なんですね。(アップオアアウトさえなければですが・・・。)

業界の一般論で言うと、年俸のレンジは新卒から中堅のアナリストの場合600-800万円、その上のコンサルタントで800-1200万、シニアクラスになると1200-1500万くらい。さらにその上のディレクター、パートナと続く、って感じでしょうか。

というのは私の場合はおそがけ37歳にしてこの業界に来たために、前職の給与水準が割りと良かったこともあり、、ミドルポジションで入れてもらえたものの、福利厚生の差分を引き算すると給与は実質減少、しかも労働時間で割ると・・・・な状況です(涙)。

ただし、魅力といえば、うまくいけば給料がすぐに上がること。
中途で入って、早い人だと2,3年でシニアまで上がっていきます。新卒だと6~8年でシニアに行く人がいます。ちなみに、私の今のチームのシニアは若干30歳ですから、給料の面でかなり世間一般を凌駕していることになりますね。(ただし、仕事についてもまったく妥協無く大変立派にこなしているということを言い添えておきます。)

先日、ボーナスが支給されました(実際は年俸の一部)。

「この前買ったパソコン(衝動買いしたMacbook Air)、スーツ、奨学金返済とか引いたら大して残らんよねー。」(暗に「安い」と言っている妻の言葉)

セレブにはまだ程遠い現状か・・・。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-06-12 01:24 | 雑感
2008年 06月 04日

Made in Japan

先日、某家電メーカーのR&Dトップの方とオフィスで面会。
R&D拠点のグローバル展開について1時間程のディスカッション。

一昔、Made in Japanといえば、世界のトップブランド。
しかし、今やサムスンの後塵を拝するポジションに。
中国のハイアールの追い上げも凄まじい。

日本にひしめく家電メーカーはガラパゴス的環境の中で、過剰なまでの機能追求が一つの付加価値として認められてきた。しかし、これからはフラット化した世界の中で、多様な市場に適応出来なくなってきた。しかも成長のドライバーはインド、ロシアといった新興国。価値観の全く違う市場。

日本の家電メーカーの生き残る道は?
R&Dのグローバル化。
キーワードはカスタマイズドイノベーション。
大きな仕事が見えてきた。
Made in Japanの復活のために。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-06-04 00:46 | 仕事
2008年 06月 01日

一段落

一段落、と思いきや、次から次へと。
全然暇にさせてくれない(笑)・・・。

先日MBAの同窓生とランチ。
テレビにも出てくるコンサルの大先輩。
昔この人に「コンサルってどうなん?」って聞いてた頃が懐かしい。

戦略コンサルに移って4ヶ月が過ぎた。
「あ、もうダメか、、」と思ったこともしばしば。
でもやっぱりこちらにきて良かったとつくづく思う。
次から次へと挑戦の機会を与えてくれる。
強いストレスとそれをくぐった達成感の繰り返し。
これを楽しいと思えればしめたもの。

「随分痩せたねー、体だけは気をつけて」
と先輩からのアドバイス。

今週からはまた新しい仕事が待っている。
またストレス感じそ〜。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-06-01 09:48 | 雑感
2008年 05月 23日

資料つくり

この仕事に移ってからかなり大量の資料(パワポ)を作ってきました。すで数百枚は行っていると思います。

我々戦略コンサルにとって書き物である”資料”はとても重要。
なぜなら、その資料を通じて「こうしたほうが良い」という提案をクライアントに伝えるわけで、相手に”刺さる”くらいの表現力がないと商品としては価値が薄い。ちなみに、”しゃべる”ことで伝えることも重要な表現手段ですが、講演などとは違い提案内容を形に残しておく必要があるためコンサルティングの成果は基本的に紙(パワポ)なのです。

また、紙に落とすことの重要性のもう一つの理由は「考えをまとめる」ことにある。上手に喋ったつもりでも、紙に出来ないということはどこかに”ごまかし”があるということ。。すなわち、資料つくりは一生懸命考えて紙に落とすことで自分の考えをまとめる作業でもあるわけで、ここにはかなり力を注ぐ部分なわけです。ちなみに、出来るコンサルタントは資料つくりのセンスも良いし、資料の作り方、見せ方にこだわりを持っています。

先日来プロポーザル(提案)資料作りに没頭。
昨日その資料のディレクターチェックがあったのですが、「ウェット感が足りない」「シンプルに表現しすぎ」「ノイズを入れろ」とか、表現面でかなり微妙なニュアンスのご指導。

ちなみに、資料をみて”?”と思う原因は2つ。
「ほんとにこれだけ?」・・・(なんかモレている)
「ほんとにそう?」・・・(理屈が怪しい、話が飛んでる)

しかし、これを突き詰めると、理屈っぽくなりすぎて、説明がクドイ資料になる。
直感が好きな人には少々の飛躍が有ってもいいし、背景を知っている人には情報を省略したほうが良いこともある。要するに相手によって資料のレベル感を考えることも必要なのです。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-05-23 10:55 | 仕事
2008年 05月 20日

伝わらなければ・・・

この仕事を始めて今日で4ヶ月になりました。
この辺で一度この仕事に変わって感じたことを振り返ってみたい。

まず、この仕事に変わって一番変わったことは何か。
仕事の内容でいうと、今まで(前職)では「自分が正しいと思うこと」(もしくは「やれといわれたこと」)を一生懸命やってりゃ一応自分のポジションを維持することができたのですが、今の仕事の難しいところは「自分の正しいと考えることを”相手に納得させる”」ことができないとまったく成果にならない。しかも、コンサルという仕事の商品は自分の作った”紙”が全てで、もしこれがダメだとそのまま自分のに降りかかる。モノを売る商売なら
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-05-20 21:31 | 仕事
2008年 05月 14日

顧客視点

他のビジネス同様コンサルティングビジネスでも「顧客視点」が非常に重要。
しかし「顧客視点」は誤解されやすい。

鈴木敏文氏の「朝令暮改の発想」によると顧客視点とは「顧客のために」ではなく「顧客の立場になる」ということが書かれていた。

コンサルティングにおいて「顧客のために」をやってしまうと、顧客の要望、観念、欲求のレベルを超えることが出来ない。「顧客の立場」に立って何か論点で、それがどうあるべきか、どうするべきかを突き詰めることが必要。

このことはコンサルティングでは基本中の基本なのでいまさら言うまでもないが、顧客に相対しているとつい「顧客視点」がゆがみ、相手の意向に迎合してしまう。

さらには顧客の立場を「顧客の顧客」「顧客の上司」「顧客企業の経営者」に置き換えてみる。
その立場に立って必要な判断に足りるコンサルティングを提供しなければ正しい価値は出ない。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-05-14 11:08 | 仕事
2008年 05月 07日

さて、

GWも終わり、今日からまた始動。
今回のコンサルティングは来週が最終報告。
ということで、佳境にもかかわらず何故か普通です。
不思議なほどきわめて順調。

まだこの業界に入って3ヶ月ちょっと。
慣れたというのは早いのですが、最初のころ一気に増えた白髪が今はまた元通りに(爆)。

うまくいっているのはいいことなんですが、何か足りない気がする今日この頃・・・。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-05-07 13:11 | 雑感
2008年 04月 30日

休みたいなら辞めろ

日本電産の永守社長の発言が波紋を呼んでいるようだ。

永守社長は4月23日の記者会見で「休みたいならやめればいい」と発言したと24日付けの朝日新聞朝刊(大阪本社版)で報じられた。
(正しくは「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と発言したとのこと。)

これに対して、連合の高木会長が「言語道断」と断じ、その後桝添厚生労働大臣が「きちんと調査し、指導すべきは指導する」と発言。

日本電産の労働実態は不明だが、この永守社長は倒産寸前の会社を買収し、一人も解雇せずに事業再生させ、雇用を守った人なのである。
したがって、連合会長の高木さんはむしろこの経営者に感謝状を贈るべきなのでは?と思う次第。

「24時間働けますか?ビジネスマン~」というキャッチフレーズがはやったのは一昔前。今やれば、「言語道断」とすぐに糾弾されそう。

ゆとり、ワークライフバランス、格差社会問題など、働くことに対して一歩距離を置く風潮があるように思えます。また、「少しでも楽をしたい」、「自分本位で」、ということを何かにすがって実現したいという甘えの精神が蔓延しているのではないか、という気さえしてきます。

しかし、これは働く側だけの問題ではなく、仕事が以前よりつまらないものになっていることにより、労働者が仕事に対してあきらめ感を感じているからかもしれません。

本来労働というのは本来対価を得る手段だけでなく、それを通して自らの成長させる機会でもあるのが理想。そのような機会を与えていない経営者には確かに問題は有るのかもしれません。

労働組合には労働時間の短縮のみならず、是非そういう「労働の質」に対して経営者に切り込んでもらいたいものです。

日本電産という会社には「厳しくてもこの会社でがむしゃらにやってみたい」という多くの中途採用者が集まって来ています。これを「過酷労働」と同列に扱うのは誤りではないでしょうか。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-04-30 10:16 | 雑感
2008年 04月 30日

Interview

12日間の米国出張は無事修了し、ようやく帰国。
今回のミッションはエネルギー関係のとある事業について、参入可能性を探るための市場調査でした。このために、競合、顧客、関連企業などを訪問し、その事業のキーパーソンに直接インタビューをしてきたわけです。

結局約4社の訪問、および6社の電話インタビューが実現したわけですが、よくもまあ見知らぬ外国人にここまでお付き合い頂いたという気がします。

これらのインタビューで得られた情報は非常に貴重なものでした。
Webや文献などの二次情報をもとにスタディーをやってきましたが、今回自分で直接得た一次情報はその内容の新しさのみならず、事業に関わっている人の考え、意思や、事業者間の力関係など、いわゆる「生」の情報に溢れています。

しかし、このインタビュー取りには苦労しました(笑)。
最初の電話でのアポイント取りでは打率5割程度とかなり良い方だったと思いますが、やはり英語での不自由な交渉には苦労。会社のWebに載っているContactに電話して、まずは自分の紹介から、私は○○ファームで戦略コンサルをやっている誰ベエで、どういう目的で何を伺いたく、どういう人に会いたいのか、一気にまくし立てないと、電話を切られてしまったり、たらい回しにされてしまう訳です。

しかし、一旦約束を取り付けると非常に対応は丁寧。
しかも出てきてくれた人はほとんどVPレベルの人(これはファームの知名度のおかげか・・・。)。だいたい1時間程度みっちりお話を聞かせてもらえました。

今日からはこの成果をもとにクライアントの事業戦略の資料作り。
GWはなんとか暦通りで乗り切りたい!

#最終地デンバーの夜景
e0031770_638912.jpg

[PR]

# by miyakeseiya | 2008-04-30 06:35 | 仕事
2008年 04月 18日

In Houston

しばらくブロクを休んでいましたが、実は色々あって今ヒューストンに来ています。
急きょ決まった米国出張ですが、クライアントが手がけようとしている新しいビジネスをアメリカでやれるかどうかを調査するために単身飛び込んできたというわけです。10日間の予定でこれから米国を飛び回る予定。

若かりし頃(笑)会社の派遣で来ていたときは周囲の人も色々と世話を焼いてくれたり、少々の無礼も許されたのですが、さすがにもうそのような甘えられる歳でもなく、自分の実力如何で勝負しなければ相手にしてくれないところがちょっとキビシイ。

今週は現地オフィスを拠点にして、関係しそうな会社に面談(インタビュー)を申し込んで来週の予定作り。

このようなインタビューは日本では経験が有るのですが、米国では当然「英語」という壁が有るのに加え、やはり相手にとって「ビジネス」の観点でメリットがないとなかなか時間を割いてくれません。これは日本に比べてかなり厳しいように感じます。

そんなこんなで苦労していますが、こちらの若手コンサルタントの協力もあり、来週は数社のアポイントがとれて、なんとか順調にスタートが切れそうだ。


e0031770_1823401.jpg

[PR]

# by miyakeseiya | 2008-04-18 18:24 | 仕事
2008年 04月 05日

バリュー

戦略コンサルは「バリュー」にこだわる。
それも「戦略」のバリューでだ。

この点で自分は甘いと感じる。
つい「知識」や「情報」でバリューを出そうとしてしまう傾向が。
これもバリューではあるが、これはシンクタンクの領域。

戦略のバリューとは何か?
経営という不確実なテーマについて道筋を示すこと。
これは確実なものでなくてよく、現時点で最も納得性のある示唆である。
確実性にこだわる故つい情報を求めてしまう。
これは長年の癖。

今日はクライアントミーティングのあと、メンバー3人で築地のすし屋に。
ケースの中盤。だんだんとゴールが見え始めてきた。
さあ、もう一頑張り。どうバリューをだすか・・・・。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-04-05 00:09 | 雑感
2008年 04月 02日

誠実・謙虚・感謝

この仕事をするようになって、身に付いたこと、自分が変わったことは何か?

ロジカルシンキング、タイムマネジメント、プレゼンスキル・・・・・。
こういうことは表面的なこと。当然こういうことは鍛えられる。

しかし、実のところ最も変わったと感じるのはマインドセット。
よくファーム内で、「プロとして・・・」という言葉をよく言われるのですが、それに関係して、

「誠実」「謙虚」「感謝」

という言葉の重みが身にしみるように。
これはプロとして非常に重要な基本行動指針だと思うわけです。

このような言葉はしごく平凡かつ当たり前で「まあそうだわな」っていう程度でしか思わなかった。

しかし、プロとしてお客さんから自らを直接評価される立場となった今、もっとも大切なのは仕事の上で相手から信頼されること。

これを「うまくやる」方法などなく、
相手に誠実に向き合い、自らを謙虚に見つめて、愚直に行動する。
さらに自分が仕事で成果を挙げたことについて、関係した人に感謝を感じ、喜びを共有すること。

社内で他の人にこの話をすると、ほとんどの人がこれにとても共感するとのこと。

戦略コンサルタントというとてもアグレッシブなマインドとこのようなとても基本的なマインドが同居することに少し違和感を感じるかも知れない。

別の視点で言うと、戦略コンサルタントという経営の変革点に携わる立場では、倫理的にある意味「グレーゾーン」の領域にぶつかりそうになるときがある。そのときこのようなはっきりした価値基準を自分に持っておくことは、この仕事を長く続けていく上でとても重要な要素になるとも思えるのです。

この基本行動指針、
仕事だけでなく、全てにおいてそうなれたらもっといいのだろうけど。。。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-04-02 15:41 | 雑感
2008年 03月 28日

Finish!

ようやく今回のケースが終わった。

月曜日のプレファイナルで火を噴いてから、
再びスパートをかけて三日間ほとんど寝ずで資料は大幅に変更。
事業戦略要素を大幅に追加して、以前の部分もわかりやすく、コンパクトにまとめる。
今度こそうまくいくはず・・・・・。

プレゼンは今回是非自分にやらせてくださいとマネジャーに頼んで、クライアントを前に1時間ほどのプレゼンテーション。さらに30分ほどの質疑応答が続いた後、先日散々文句を言われたクライアントの部長から「かなり良い成果を出してもらえたと思います。早速請求書を送ってください。」とのお言葉。

涙が出るほど嬉しい瞬間でした。
戦略コンサルに転身して初めてのコンサルティング。
6週間のケース中、フルパワーで駆け抜けてきた。
最後の炎上もあり、もう駄目か、と思った瞬間も多々あったが、終わりよければすべてよし。
戦略コンサルとして一つの登竜門をくぐった気分。

戦略コンサルの価値とは何か。
「クライアントのテーマに対して限界まで働けること」

そういうメンタリティーをもった集団なのです。
業界のこと、特定のテーマを熟知し、そのノウハウ、知識で勝負するのではない。
「これはこういうものだから、こうだよね」では駄目。
短い時間に難しい問題を解くことは、知識で勝負することではないのです。
目の前の問題に対して、ゼロから仮説を立てて答えを探しに行く。
クライアントはその業界のプロ。その人たちが考えあぐねてわからないことに答えを出す。
ここに価値がある。
これは相当タフな知力と体力を要求するワーク。
しかも短期間にやりきる。経営のイシューは時間が勝負だから。

早速次の仕事が決定。(というかもう走っている)
次はまったく違うテーマ。
頭を切り替えていかないと・・・・。

でも今日は仕事しないぞ、絶対に(爆)。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-03-28 11:28 | 仕事
2008年 03月 26日

なんとか

木曜日のファイナルに向けて先週から佳境に。
しかし、直前になってクライアントからの厳しい注文が。

今回のケースは予算が削られていたため、市場調査がメインだったが、
クライアントの期待は「それを受けた戦略がほしい」。
敢えておまけでつけたところがメインイシューになってしまった・・・・・。

正直文句の一つも言いたかったが、ここはグッとこらえて、期待に応えることに。
クライアントの厳しい言葉も、自分に対する期待だと思えば府に落ちる。

コンサルはこういう誠実さ、謙虚さ、がすごく大事。
あと一息!
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-03-26 13:33 | 仕事
2008年 03月 19日

ファイナル

デスクに向かっているより、移動時間なんかに考えがまとまることが多い。
昨日は仙台にインタビューのため出張。
とにかく移動中は考える。

今回のケースの事業の将来性、とるべき戦略、完璧に見えた。

まだ資料はできていないけど、ディレクターミーティングで口頭で説明。
「ベリーグッド」
あとは紙に落とすのみ。

しかし、このところ、通勤電車でやたら乗り過ごしが多くて困る・・・。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-03-19 12:59 | 仕事
2008年 03月 16日

つい・・・

期限に追われて作業に没頭。
ついプレゼンパッケージの「出来」を気にして細かいところに入ってしまう。

でもふと考えると、コンサルの価値は「紙作り」ではない。
ロジックで固めた優等生的な答えでもない。
もっと大きな、高い視点を忘れないようにしないと。

なぜ、この事業は必要か?
正直難しいこの市場で事業をどのように位置づけるか?
この会社にとって新しい挑戦が意味するものは?

こういう考えはちゃんと頭を休ませないと出てこない。
だから土日はちゃんと休むべし!
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-03-16 14:24 | 仕事
2008年 03月 10日

Future

"You can and should shape your own future; because if you don't someone else surely will."

『自分の将来は自分の手でつくれるし、そうしなければならない。さもないと、ほかの誰かに自分の将来をつくられてしまう。』

Joel A. Barker
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-03-10 21:23 | キャリア
2008年 03月 03日

一言で

たとえば「IBMは何故V字回復できたのでしょうか?」と聞かれたとき。
一言で言うと、何でしょうか。

・聖域を設けずちゃんとリストラした。
・キャッシュクランチする前に早めに手を打った。
・自らの強みと市場動向を見据えて成長戦略を打てた。
・リーダーシップの有る外部経営者を招聘した。

これらは間違いでは有りません。
しかし、すべて「現象論」をいっていて「問題の本質」や「根本原因」を捉えていないので、
聞いている方も、じゃあ、そうすれば、うちの会社も良くなるんですか?
っていいたくなる。
一言言った後も説明が続かない。

たとえば、
「IBMの官僚型組織を顧客対応型組織に変革できたから」
と一言で言って、
「それが出来たのはルーガースナーというリーダーシップが不可欠だった」
とか、
「変革でもっとも重要なことは官僚型組織であることを組織個人に気付かせることだった」
とか、説明を続けていけば、相手も納得しやすい。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-03-03 00:11 | 雑感
2008年 02月 29日

インフルエンザ危機一髪

27日は今回のケースの中間報告会。
ところが、前日の早朝急に体が震え出して来て「やばい」と思ったら早速熱がうなぎ登りに・・・・。
しかもその日はどうしても外せない重要なインタビューが10時からの予定。

ガタガタ震えながら朝一で病院に行くとやはりインフルエンザと診断。
今日ばかりはマネジャーに替わってもらうか悩んだが、自分で聞かないと後の資料が作れない。

結局、タミフルをもらい、その足でインタビュー先に向かう。
ぎりぎりに間に合って2時間ほどのインタビュー。
平静を保つので精いっぱいだったが、とても有益な情報を獲得できた。
(すごく変に思われてたはず(笑))

その後タクシーでオフィスに戻り、ディレクターを交えてケースのランチミーティング。
ご飯も食べられず、8割くらい寝てた(爆)だけに、
ディレクターに「もう今日は休めよ」といわれる始末。

午後は自宅で休養し、次の日は通常復帰(インフルエンザには早めのタミフル♪)。
午前中に前日のインタビューを盛り込んで報告資料が完成。
危機一髪で無事中間報告に出向くことが出来ました。。

これまで2週間ちょっとのワークで用意したパワポ資料は70枚にも。
クライアントもこの報告でOKを出してくれたので後は最終報告に向けてさらに作り込んでいく事が出来そう。

この二週間は半年分くらい仕事した感じ。
初めてのケース、初めての業界、最後のツメどころでインフルエンザと、
正直とても辛かったのですが、今日はなんとか出口が見えて凄くいい気分なのです。

でも、体は大切にしないとねー。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-29 19:17 | 仕事
2008年 02月 26日

働く目的

今日の日経新聞一面。
働くことの目的は何か?
金のため、自己実現、社会貢献・・・・。

昨日見た映画「アース」での動物たちは「生きるため」に自らの知恵と体力を振り絞って生き抜いている。

この仕事していると、まさに「生きるため」に仕事をしていると思えてくる。
でもまったく悲壮感は無い。なぜかとても本能的ですらある。

サラリーマンはそんなこと考えなくていい仕組み。
それはそれでいい。
でも、人生において挑戦すること、
実はすごく自然であることなのに、そこに居るとつい忘れてしまう。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-26 02:11 | 仕事
2008年 02月 23日

家族への感謝

ほんと、ここんところハードな日々が続いていますが、、、
有り難いのは、家族がこの状況に順応してくれていること。
ここに来る前は色々反対されましたが、、ハードながら、真剣勝負している僕の姿をみて納得してくれている様子です。とにかく、自分を含め、家族の健康を祈るばかり。

さ、この週末はしっかり休もう。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-23 02:57 | 仕事
2008年 02月 22日

考えること

コンサルタントは「考えること」が仕事。だから考えることに関しては人に任せない。相手に考えさせるようでは駄目で、考えることは進んで引き受ける。他人が考えたフレームに乗って楽をすると、後で返って苦労する羽目に。

今日はプロジェクトのミーティングでディレクターから激しい追い込み。「論点は?」「だから何?」「もっとマシな表現は?」と延々・・・。さすがに脳ミソが疲れた。

「考えること」に関しては他人をリードしよう。そうしないと仕事もリードできない。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-22 20:38 | 仕事
2008年 02月 14日

おどろいたこと

その1
自分の机周りが高いパーティションで区切られている→眠ければいつでも寝られる

その2
朝何時に来てもいい(夜何時に帰ってもいい)

その3
みんな、エクセル、パワポの操作が殺人的に早い

その4
晩飯代がもらえる

その5
こんなハードなのに女性が結構いる。(お母さんも)

その6
人間分類 草食系:8割 肉食系:2割

その7
左利きが明らかに多い(自分もマウスと箸は左)

その8
仕事が驚くほど・・・

おっと、つい気が散った。今日こそ早く帰るぞ。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-14 22:41 | 雑感
2008年 02月 12日

キックオフ

先日のプロポーザルの仕事が少しゆっくり進んでいるので、当面そちらは見届けながら、急遽新しく始まるケースに飛び込むことに。まったく知らない業界だったのですが、この三連休で必死にキャッチアップ。今日はそのケースのキックオフに出席。何とか場をつなぎました・・・。クライアントからは「この三連休の遊び仕事の疲れが取れていないようですねー。」と言われ、苦笑い・・・・。

このところ、コンサルの発注が非常に旺盛。
基本的に案件の掛け持ちはしないのが暗黙ルールなので、ディレクターは人の配置に苦労しているようです。

聞くところによると景気の変わり目にコンサルの発注が増える傾向だそうです。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-12 16:25 | 仕事
2008年 02月 06日

時間の使い方

やること
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-06 10:07
2008年 02月 05日

戦略コンサルのメンタリティー

今日は初めてのクライアントへのプレゼン。プロポーザルだったので15分程度だったのですが、無事次へのステップに進めることが決まり一安心。しかし、今回のプレゼン、自分としてはちょっと反省ありなのです。内容的にはディレクターにも「とてもいい」と言ってもらえたのですが、プレゼンに関してはクライアントに向けての気迫がいまいち出ていない感じ。

前職では「自分を売り込む」ということをしてこなかったし、する必要もなかった。そういうメンタリティーが自分には染みついている。そつなくやれば相手は自分をわかってくれるだろう、みたいな感覚。今の場合、相手はかなり高い期待値をもって自分を見ている。その期待値を超える価値を出さなければならない。これは内容だけでなく、表現力、インパクトといったものも必要なのだ。気をつけなければと思った。

ところで、先日有る先輩から聞いた話。ある米国系投資ファンドの日本支社には専属のシェフが居て、会議するときステーキとか出てくるらしい。ちょっと普通ではない感覚ですが、会社を買収するという狩猟民族的メンタリティーを維持するために、それくらいの演出も必要なのかもしれません。そういうメンタリティーが良いのか悪いのかは別として、自分のメンタリティーを意識的にちゃんと維持していくことはプロの世界では非常に重要なことに思えます。

戦略コンサルに関していうと、基本的にクライアントの悩みを解決するための参謀役ということから、実のところ意外と実直、親和的でありながら、場合によってはクライアントの考え、固定観念を覆すことも必要だったりするので、有る意味ストレートなメンタリティーも持っていなければならないのです。これらを支える戦略コンサルの象徴的なメンタリティーとして挙げるとすればストイックさでしょうか。ストイックさに関しては周囲のメンバーを見る限り他を圧倒しているように思われます。

メンタリティーに関しては後から養うことが可能でしょうから、自分も戦略コンサルとしてのメンタリティーを身に付けねばですね。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-02-05 23:25 | 雑感
2008年 01月 31日

効率が10倍アップする新・知的生産術

電車の吊り広告に出ていて「自分をグーグル化する方法」というサブタイトルに引かれて早速購入。現職に変わってから扱う情報の幅が一気に広がり、必要な情報をどうやって獲得して、それをどう整理するかというのがひとつの課題になっていたという理由もあります。

情報を獲得するということを賢くやっていくというのは、自分の生き方にも大きく影響します。昔のようにある程度保障されたものがある時代ならそれにすがればよいのですが、これだけ世の中が不確定になってくると、情報感度が高く、それに基づいて行動できる人とそうでない人の間に人生の豊かさの面でかなり差がついてくるように思います。また、情報を持ち、また自ら発信できる人は同時に人脈も築いていて、それにより多様な機会に出会うことができます。

この本の著者の勝間さんは元マッキンゼーの方ですが、その時代にこのような情報感度を磨いていったそうです。情報のフローとストックの効率を極限まで高めることで、3人の娘の母でありながら、多くの著書を出版し、同時に経済評論家、かつ大学院博士課程の学生としてマルチプルに活躍されています。

私のほうはといえば、今日も新しいテーマの情報収集に奔走し、書類の山にうずもれて情報と格闘しているところです・・・・。
[PR]

# by miyakeseiya | 2008-01-31 05:59 | 書評