2007年 09月 21日
電機業界の再編が活況。 今日の新聞でもシャープとパイオニアが液晶パネルの提供に関する提携を結ぶという記事。先日もソニーが半導体事業を東芝に売却するというニュースがあった。それぞれの提携、買収の背景にはそれぞれの会社が描く「集中戦略」が見えて面白い。経営資源の集中投資と戦略資産の取り込みによる事業成長の加速を図るというものだ。 これらは自社の資産と他社の資産の融合というシナジー効果が見込まれる例。意味のある業界再編だ。 しかし、心配な会社が一つ。三洋電機は現在携帯電話、半導体事業の売却と白物家電の撤退を決定した。強みを「電池」に特定してそのほかの事業をばっさり切っている。 前者との違いは「儲からないものは切る」というリストラの発想によるもの。 もう三洋は電池会社になるのではと思う。 三洋の強みは果たして電池だけか?実のところ三洋の家電は優れたものがある。(僕は三洋製品を結構買ってるがなかなか良い) 水を使わない洗濯機や小型ビデオカメラなど、他に無い特徴的な製品が多数あるにもかかわらず、これを強みに出来ないのはなぜか? 経営者不在で、投資銀行のカタにはめられた帰結??
by miyakeseiya
| 2007-09-21 17:18
| MBA、経営
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