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おそがけ戦略コンサル転身記

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2009年 01月 06日

客観的であること

昨日は休み明けで仕事もそこそこに、早めに(といっても11時過ぎ)家に帰ってテレビをつけるとカルロス・ゴーン社長の対談番組をやっていた。

いつもすごいと思うが、この人のしゃべりは本当に論理的。

たとえば、最近話題の派遣社員の雇用調整について聞かれると、
雇用調整を今行った場合と、やらない場合を比較して結果してどちらが得策かを比較して、やらなくても結局同じところに行き着く上、さらに傷を深くする、といった具合に論理的に説明していた。いたって正論でわかりやすく納得がいく。
主観を排して客観的に述べているので下手な突っ込みもされずに済むし、その後の議論もロジックで話が進む。

「雇用第一で頑張っているが断腸の思いで今回の決断に踏み切った」とか主観的に言ってしまうと、「そんなことをしたら派遣の人がかわいそう」とか、感情論でしか議論できない。

あと、何故最近の若者が車に乗らないのか?とく質問に対して
「この意見は客観的ではないのですが・・・・。」と前置きするあたり、主観と客観をちゃんと意識している様子。

気をつけないといけないのだが、自分の発言がつい主観的になっていることがある。手っ取り早く感じたことや知っている範囲でしゃべると「薄い」発言になるので気をつけなければ・・・。

by miyakeseiya | 2009-01-06 13:05 | 雑感


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